コレステロール
コレステロール製品について
薬事法第68条の規制により、効能の表記は控えさせていただきます。
コレステロールとは
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コレステロール (cholesterol) またはコレステリン (cholesterin) はステロイドの一種で、IUPAC命名法ではコレスタ-5-エン-3β-オールとも呼ばれ、CASでは (3β)-コレスタ-5-エン-3-オールと命名される。化学式は C27H46O、分子量 386.65。単離したものは融点 148.5 ℃ の結晶である。生体内ではスクアレンからラノステロールを経て生合成される。名前の由来はコレステロールが最初に発見された胆汁であり、胆汁中で結晶化したものが胆石の原因となる。
コレステロールのエステルは液晶となるものが知られている。これらの液晶の持つ分子の配列の仕方には特徴があり、そのような分子の配列を持つ液晶はコレステリック液晶と総称されており、カナブンのようなメタリックな色彩を示す甲虫の構造色はこれによると考えられている。
多くの動物でステロイド合成の出発物質であり、また動物細胞の細胞膜などの脂質二重層構造を持つ生体膜の重要な構成物質である。人間では肝臓で合成され血液中のリポ蛋白により全身に輸送される。昆虫では体内で必要とするコレステロール合成ができないため、肉食性の昆虫では食物からすべてのコレステロールを得ている。草食性の昆虫では食物となる植物細胞の構成要素となるステロイドがシトステロールであるため、これを体内でコレステロールに変換していることが知られている。血液中の総コレステロールは、トータル・コレステロールを意味するTCまたはT-CHOという略号で記されることが多い。
健康とコレステロール
コレステロールは動物の生理過程において不可欠の物質であるが、血液中をリポ蛋白によって循環する量が過剰となることで高脂血症を引き起こし、血管障害を中心とする生活習慣病の因子となることが知られてきた。
コレステロール値の増減に関わる因子
人間の体内にあるコレステロールのうち、およそ7割前後は肝臓で合成されている。コレステロールを多く含む食事の摂取が増えても、生体には恒常性を保つ調節機構があり、健康な人間であれば体内におけるコレステロール量は一定に保たれている。しかし、生合成の出発点となるスクアレンはアセチルCoAから合成されるため、脂肪や炭水化物を摂取しすぎた場合は、過剰生成される恐れもある。
従来はリノール酸はコレステロールを下げる働きがあるとされていたが、長期的にはTC値に変化がないとの結果が出ている。
動脈硬化症とコレステロール
血液中のコレステロール値 (TC) は動脈硬化症と単純に結びつけて語られることが多かったが、現在はTC値が高いことは動脈硬化の危険因子(リスクファクター)の1つということになってきている。日本動脈硬化学会が2002年に更新したガイドラインでは、いくつかの危険因子が重なったマルチプルリスクファクター症候群の重要性を強調している。米国心臓・肺・血液研究所 (National Heart, Lung, and Blood Institute, NHLBI) は、
- 高い血中コレステロール値
- 高血圧
- 喫煙
- 糖尿病
- 肥満症
- 運動不足
を危険因子として挙げている。


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